ジョニーの考える、いい株式の条件の例が
トヨタとフェラーリの比較です
投資する銘柄の、バリエーションにもよりますが
上昇する株式の条件のひとつに「利益率の高さ」が挙げられます
利益率が高い企業の共通点は「同業他社が少ない、もしくは存在しない」場合があります
例えば、トヨタの自動車と、日産の自動車を比べた場合
好きなメーカーによるブランド力の差はありますが
どちらかの自動車が、3倍も4倍も性能差が出ることにはなりません
だから、自動車業界は、各メーカーが、競争して良い自動車を販売しようとするので
価格競争が起こり、利益率は下がっていきます
結果として、利益率が5割とか6割になることはありませんよね
つまり、消費者としては企業の競争が起きた方が、商品の値段は下がるので嬉しいことなのです
しかし、投資家としては競合や同業他社がいると、利益率が5割とか6割ににはならないので
投資先としては「良い株式投資」にはなりません
それでは「フェラーリ」はどうか?
これは、自動車ではなくスーパーカーの「フェラーリ」なので
フェラーリを買う時に、トヨタや日産の車と比較して決めることはないと思います
フェラーリを買う時は、値段の高いとか安いとかではなく
フェラーリというブランドで買うので、値段で決めるのではなく、フェラーリを買うことになります
ところが、トヨタや日産の車を買うとき「トヨタ」を買うとか「日産」を買うとはなりませんよね
「トヨタの車を買う」というふうに表現します
これが、フェラーリとトヨタの違いなのです
そのためフェラーリの利益率は50%を超えると言われており
安いからいいとかではなく、フェラーリしかないので
独占的なポジションとなり、利益率も圧倒的に高くなります
投資家としては、利益率が高く、期待値が高いのは
投資としては「フェラーリ」が有利になると言えるかもしれません