まとめ 超重要記事
わかりにくいけど、中央銀行の政策を理解することは投資家としては最重要項目
中央銀行ができる政策は「金融緩和」と「政策金利のコントロール」の2点がほとんど
だから長期的にインフレが継続すると考えるべき
▶︎忘れないで聞いてほしいことがあります
インフレは、かなり長い間続くと思っています
リーマンショック以降、世界中の中央銀行が一斉に金融緩和をしたので
もう後に戻ることはできなくなりました
現在の資本主義経済では、景気が悪くなった時にできるメインとなるものは
金利を上げたり下げたりして、世の中のお金の流れをコントロールすること
もう一つは、中央銀行がお金をたくさんプリントして、お金がよく動くようにしたりすること
市中にお金をたくさん発行することで、お金の循環をよくしようとするものです
もしくはその逆で、お金を世の中から吸収して、お金の動きを抑えていくこと
金利によるお金のコントロールと、金融政策によるお金の量のコントロール
この2つが、大きな金融政策です→他にも細かいものは当然ありますが
影響が巨大なものはこの2つです
そして、金融緩和はこれから続くと思った方がいいです
現時点では、コロナショック時の歴史上ありえない規模の金融緩和が行われた影響の高インフレが起きています
そのおかげで、コロナショックによる企業の連鎖倒産は免れることができました
金融機関も倒産するようなこともなく、金融不安も起きませんでした
このことは、リーマンショック時に世界の中央銀行が対応を遅れてしまうと
その後、何年にもわたって中央銀行が大規模なお金を使っていかないと、景気が戻らないことを学んだからです
そのため、コロナショックが起きた時の、世界の中央銀行の動きはかなり早かったです
当時、これを理解できた投資家はほとんどいなかったと思います
もし、世界の中央銀行が動きが遅かったら、どうなっていたことかと思います
そして、今後もいろんな経済危機、金融危機は繰り返し起きていくということです
―ブラックスワンと呼ばれる出来事―
リーマンショック、東日本大震災、ブレクジット、コロナショック、ロシアのウクライナ侵攻などの出来事は、ほとんどの人が想定していなかったことでした
そして、そんなことは起きることはないと思われていたことが、繰り返し起きています
これをブラックスワンと呼びます
ブラックスワンが起きるたびに、中央銀行が今後とる行動は、金利のコントロールによる金融対策と、金融緩和によるお金の量のコントロールです
ジョニーは、経済とは難しいものではなく、ジョニーを含めた人々の生活の延長にあるものだと考えています
つまり、経済も当たり前のことが、当たり前のように起こるということを考える必要があると言うことです
何かというと
金融緩和を続けていくと、どこかで金融緩和の限界がくるということです
ジンバブエの例を考えても、お金を中央銀行が刷り続けて
国民が豊かになることはないことが証明されています
金融緩和をやり過ぎると、通貨を信じる人がいなくなり、通貨の暴落が起きます
でも残念ながら、中央銀行が金融緩和などの金融政策を実行しなかったら何が起きるかというと
厳しい景気後退に直面することになります
金融政策なしで、景気が後退すると、沢山の企業倒産し企業の淘汰が起きます
そして、時間をかけて景気が戻ることを待つしかありません
現実的には、景気が悪い状況になると政治家は政権を維持することができなくなります
景気が悪くなると、どこの国民も政府に対して、不満を抱くようになります
理論上では、金融緩和をやり過ぎるのはよくないことはわかっていても
選挙で負けた政治家は、何もできなくなるので
支持率を維持していくためには、景気対策のために金融緩和に反対ををすることは、ほぼ不可能だと思っています
このブログは、すこしわかりにくいでかもしれませんが、かなり重要なことです
金融緩和というモルヒネをどこまで打つことができるかは分かりません
ただ、金融緩和は続けていくしかないので
長期的にインフレは続くと考えるのが、大事です