ジョニーも企業に長いこと勤めていたので、サラリーマンの気持ちが痛いほどわかります
すべての人にあてはまることはないのですが、長い人生の中では
大きな病気をしたり、仕事がキツくて辞めたいとか、子供さんが学校になじめなくて
仕事を変えたりなど、想定外のことは起こる可能性は高いと思います
ジョニーの話になるのですが、6年前に、大きな病気をして毎日が苦しい日々がありました
もし、このまま仕事が続けられなくなったらどうしようとか
当時辞めたら、次は何をしていけばいいんだろうと、不安を感じたことを覚えています
仕事がなくなって一番の不安は、収入がなくなることで
経済基盤が不安定になることです
そういう時に毎月、少しでも収入が入る仕組みがあるかどうかで、かなり精神的な状況は変わってきます
病気をしていた時もすでに、不動産投資をスタートしていたので、仕事をしていなくても
収入が入るようになっていたので、最悪仕事ができなくなったら、生活水準を落として
なんとかしようと思たことを覚えています
もし、不動産収入がなければ、なんとか組織にしがみつくしかないと思ったことでしょう
ジョニーの場合は「金持ち父さん 貧乏父さん」に出会ったことで、労働収入がなくなっても、お金を入ってくる仕組みを作れていました
だから、会社にしがみつくという選択肢を外すことができました
投資の世界にいると、グローバルな視点で日本を客観的に見るようになってきます
この20年の間に大きく成長した国のひとつはシンガポールです
日本以外の先進国は全て、収入も不動産も大きく上昇しています
20年前に、海外留学したときは日本人はお金持ちと見られていましたが
そのイメージはもうなくなりましたし、今後は残念ながら衰退していくと思っています
国内で新しい産業ができていないからです
今後10年、20年を考えた場合、日本の企業が過去の栄光の延長にいるとは到底考えるべきではないと思います
日本の国力が強く、外貨を稼ぐ力があれば、会社も成長していて、組織に長くいるメリットもありました
そして、組織も終身雇用を維持する力がありました
今後は、終身雇用を続けれるほどの余裕はないのではないかと思つています
だからこそ、組織に属してがんばっているサラリーマンは、会社にいながらも会社に依存しないで済むような仕組みを作ることは、とても大事なんじゃないかと思うのです
日本の国力が衰退していくだろうなと思っていたのは20年前からですが
実際には、思っていたよりも、かなり早いスピードで衰退が進んでいるように感じます
この数年間の、世界各国の競争意識の高さで、昔は新興国と言われた国も
かなりのスピードで成長してきています
先ほどお伝えした「シンガポール」は日本よりも、完全に経済的には豊かになりました
過去の20年の延長上に、日本の企業の未来はないと考えて
自分自身の人生でも、組織に左右されない経済基盤を作っていくと、選択肢の多い人生につなげることができるのではないかなと思います