まとめ
金融投資を続けていると、下落局面を避けることができませんが、その体験が、投資家としての成長につながります
▶︎2000年に入ってからも、何度も株式市場はパニックを起こして
大きく下落しています
大きく上昇するマーケットの時は、新しい投資家もたくさん参加しているので
下落相場を知らない投資家がたくさん増えてきます
そして、多くの投資家が強気になっていくことで、株価が天井をつけていき
下落相場に入るというパターンが繰り返されています
ITバブル、リーマンショック、ギリシャ危機、ユーロ危機、コロナショック
数えたらキリがありませんよね
上昇時の局面では、パニックを想定している投資家はほとんどいません
でも、パニックが起きて大きく下落する局面では、下落相場を経験した投資家と、初めて下落局面に直面する投資家の間では対応の差が大きく出てきます
下落時には、マイナスでも保有資産を売却するロスカットしたり
下落して市場が反発したときに、大きく上がると思う資産に見直しをしていくための資産の見直し
もしくは、追加で買い付けをしていくなど、いろいろな技術があります
下落している局面では、過去に大きな下落をした経験があると
下落も想定して投資をしているので、精神的にはきついですが
それでも、冷静に対応をしていきます
悲しいことに、金融投資をしていくと、市場の大幅な下落局面は避けて通ることはできません
逆に下落が事前に予想できると思っているのであれば、そもそもの投資スタンスが間違っている
と考えるべきです
それでも、下落局面で投資をする体験をすることで、お金が目減りするという
辛い体験を授業料として、投資家は成長していきます
金融投資をしていく一つの大事なポイントは
下落相場でも、何とか運用を続けながら、あきらめずに
正しいアプローチで投資を続けることです
下落局面では、プロも初心者もほとんどの場合、同じように資産を目減りさせて
いるのですが、その後の対応が大きな差となっていきます