投資の前に、自分のリスク許容度知る
後悔する投資とは=自分のことを理解しないで投資すること
投資の相談を受ける時に、ほとんどの投資家が疑問に持っていることは
「何に投資したらいいと思いますか?」
ということがほとんどです
これは、実はかなり間違っていることです
利益を出すために、何に投資をして利益を出すのかということも大切ですが
それよりも重要度が高いのが
自分の投資スタイルを考えることです
アセットクラスにもよりますが、リターンを得るために、投資をすると
毎日、価格が変動していきます。毎日、資産が増えたり減ったりするのです
この増えたり減ったりする、値動きの「幅」のことを
「リスク」とよびます
必ず儲かるアセット=「投資先」があればいいのですが
ほとんどの投資は、予想外、想定外の動きをします
このリスク=値動きに対して、投資家が感じる感情が
すべての投資家によって、まったく違うということなのです
100万円投資をして、それが2割下がると、とても不安になる投資家と
2割下がっても、まったく不安にならない投資家もいます
また、同じ投資家であっても、年齢や、その時の経済状況によって
リスクに対する感情(これをリスク許容度と言います)
リスク許容度がまったく違ってきます
自分のリスク許容度を想定して、投資先を決めていくことが
投資をスタートする時に、重要度がとても高くなってきます
いい投資コンサルタントは、投資家のリスク許容度を
クライアントとの会話を通して判断していき、それにあった投資を提案していきます
よく耳にする、投資をするときに「何に投資をしたらいいですか?」
というのは、かなりピントが外れているということです
自分のリスク許容度を考えないで、投資をしてしまうと
予想以上に、マイナスになったりすると、投資を継続することが
苦しくなってしまいます
そして、本来の投資の方法から、間違えた動きを取ってしまい
感情に振り回された投資になってしまうことになります