投資家として大きな差別化ができることのひとつ
自分の得意分野で、他の人には見えない世界を想像できるか？というものがあります
何回か紹介していますが、ジョニーは映画が大好きですので、映画に関しては
「この映画は人気が出そう」だなとか、「出演者が凄くても、面白くないな」というような
自分なりの見通しを持っています
映画が好きな人にとっては当たり前かもしれませんが、そうでない人にとってはわからないですよね
約7、8年前だと思うのですが、ネットフリックスが日本でサービスを開始した時
いち早く、契約をしてコンテンツを見ました
かなり面白くて、これはかなり流行るなと確信したのを記憶しています
当時ネットフリックスは、アメリカをスタートとして、12カ国くらいでサービスを提供していましたが
今後は200カ国を目指すとのビジョンを掲げていました
当時の時価総額は、５兆円程度でしたので、現在は約4倍の時価総額になっています
投資をする人は、ほとんどの人が何かしらの仕事をされていると思います
一般的には知らない情報だけども、業界では常識なものだったり
その業界にいるからこそ見える将来というのは必ずあると思います
趣味の世界でも同じことが言えると思います
ゲーマーには、ゲーマーにしか見えないヒット作品があると思いますし
何かしら、すごく好きな趣味。もしくは、仕事をしていく上での業界の人から見える将来像
そこからしか見えない、将来の世界はあると思います
ガソリンスタンドを経営しているオーナーの話です
なるほどと思いつつ、絶対に思いつかない投資をされていました
コロナ危機の時に、石油を受け取るところがなくなり、タンカーに積んでいる石油を
お金を払って受け取ってもらうという時期がありました
石油の値段が、マイナスになった時です
その時は、ガソリンスタンドに関する日本株も暴落していました
冷静になればわかるのですが、ガソリンなんて必ず必要になるものだし
石油が余るなんておかしなこと
だから、ガソリンスタンドに関わる株に、数億円の投資をして、大きな利益を出したとのことです
これは、ガソリンスタンドを経営しているから見える世界ですが
ジョニーは、言われて初めて気がつく発想です
伝えたいことは、それぞれの人が、他の人には見えていない将来を見る力を持っている可能性が高いということ
そして、経済的な専門家である必要は全然ないということです
自分の強い分野を見つけていく努力をしていくのも面白い投資方法ですね