不動産投資で成功し、アーリーリタイヤして南の島で余生を過ごす的な話があります
これは、不動産投資が不労所得だから、オーナーは南の島で遊んでいても、不動産が賃料を稼いでくれるため
オーナーは、遊んでいても不動産が自分の代わりに働いてくれるという考えです
確かに、不動産は賃料を稼いでくれます
しかし、率直にいうと不動産投資は決して不労所得ではありません
不動産投資は事業です。ビジネスです。仕事です。
厳密な計画と行動力が常に必要です
1棟買うまでは、嫌になるほど不動産仲介業者をまわり、嫌になるほど金融機関も訪問します
多くの不動産仲介業者から情報を得ないと、いい不動産情報は入ってきませんし
インターネットにはあまり、良い不動産情報は載っていません。
金融機関もよほどのお金持ちではないと、飛び込みで訪問しても、投資に対するお金は貸してくれません
また、購入してからは稼働率を維持、向上させるべく、管理会社との交渉や
管理のやり方を考えていく必要があります。
更に、良い物件をまた仕入れるべく、不動産仲介業者との交渉は続きます。
ようするに、常にアンテナを張り巡らせ、情報を収集することが必要なわけです。
仮に何もせずに放置すると数年は問題がないでしょうが、いずれ厳しいときがやってきます
南の島に移住して、その間も何もしないと稼働率は下がり、修繕費用はかかり、いずれキャッシュアウトしてしまうでしょう。
とても、とても、厳しいことを書きましたが、これが事実です。
数棟保有したからといって、本当の意味でのハッピーリタイヤはありません
一瞬リタイヤできても、いずれ稼働率の低下、管理コストの上昇、修繕費用がかかる
など苦しいことが次々と起こってしまいます。
不動産投資をひとつの事業としてとらえ、継続して情報の収集、自己のスキルアップを続けることは大切です。